インプラント治療ではアフターケアが大切

インプラント治療はインプラント本体を埋入し、アバットメント、上部構造を装着して治療自体は終了しますが、インプラントを長く持たせるためにはその後のアフターケアがとても大切です。

上部構造を装着してしばらくは、咬み合わせ、プラークコントロール、インプラント周囲組織、骨吸収等を数週間おきにチェックします。状態が良好な場合は、3~4ヵ月ごとの通院になります。

上部構造は片側での噛み癖や歯ぎしり他いろいろな要因によって、長く使っているうちに多少なりともすり減ってしまいます。定期検診で咬み合わせを確認してもらう時に、「以前より噛みづらくなった」など自分自身で気づくことがあれば先生に伝えるようにしましょう。

歯を失ういちばんの原因は歯周病ですが、インプラントでも歯周病に感染してしまいます。インプラントの十年後の残存率は約95%といわれていますが、あとの5%は、歯周病によってインプラントが抜け落ちダメになるケース等です。インプラントは天然歯より歯周病に侵されるリスクが高いので、手術後のメンテナンスが一層重要になります。

口の中には想像以上にたくさんの菌がいて、毎日食事をするのでインプラントや歯には汚れも付きます。その汚れが菌のエサになってしまいますので、歯磨きは、正しい方法で丁寧に行いましょう。

また、セルフケアに加え、プロのケアも欠かせません。歯科医院で、歯石除去やクリーニング、歯周ポケットの検査等の定期検診を受けましょう。

メンテナンスを怠らなければ、インプラントは飛躍的に長持ちします。継続的なメンテナンスは、インプラントだけでなく、残っている自分の歯の健康を守ることにも繋がります。

インプラントの治療は?

インプラントの治療は、年齢的には顎の骨が完成する20歳前後から受けることができますね。

健康な方であれば基本的に誰でも治療を受けられます。しかし、受けられない場合もあるようですね。全身疾患の方、妊娠中の方などは治療を受けられない場合があります。担当医とご相談下さい。

インプラント手術の場合、基本的には入院の必要はありませんが、特殊な症例の場合や、全身疾患を有する患者さんの場合には入院して手術を行なうこともあるようです。

インプラントの治療期間はどのくらいかかるのでしょうか? インプラントを埋入した部位や個人によって差がありますが、4ヶ月から7ヶ月程度の治療期間が必要となるようです。

インプラントを長持ちさせるにはどうすればいいのでしょうか? これは、患者さんのお口の中の衛生管理に大きく関係してきますので、お口の衛生状態が悪いと寿命が短くなる場合もあります。常に衛生状態を良好に保ち、担当医師や衛生士の指導に従っていただくことが大切ですね。

高齢者とインプラント

病気になった時、入れ歯だとどうでしょうか?

入院している方の多くが色々な管につながれている様子はよく目にするものだと思います。

静脈などから栄養を直接血管にいれる方法や、鼻から栄養を直接胃に送る方法を用いられますと、口からご飯を食べるわけではないので入れ歯は必要なく入院時に全く使用しなくてもよいということにもなりかねません。

自分で咀嚼できなくなることもあるのですね。

しかしインプラントであれば、自分の歯と同じですから、寝たきりになっても咀嚼はできるのですね。

自分の歯で食べることにより、病気が克服できる可能性もたかまるのではないでしょうか。

また、自分の入れ歯の手入れを他の人にお願いするのが嫌だと思われる方もおられるでしょう。

病気によっては、入れ歯を気管内に飲み込んでしまう心配もありますね。

そういった不便な面を考えると、高齢者にとってインプラントはとても便利なものになりますね。

自分で手入れができる。
自分でおいしく食することができる、生きる喜びですものね。