糖尿病と歯周病の関係

 歯周病の原因としてよくあげられるのが、喫煙、そして糖尿病です。糖尿病になると、腎臓や網膜に合併症を起こすのと同じように、歯周病にもかかりやすくなるのです。

 糖尿病で、身体の抵抗力が衰えてきて、傷が治りにくいような状態になれば、歯周病を起こす細菌を防ぐことが出来にくくなり、また、歯ぐきの炎症も治りにくくなります。そうして、歯周病が進行してしまうのです。

 そうすると、今度は炎症があることによって血糖値が上がり、糖尿病が悪化するということが起こってきます。そしてますます歯周病も治りにくくなり、こうなると負のスパイラルです。

 そこで、歯周病をなくすことによって糖尿病の悪化を防ぎ、また逆に、糖尿病患者さんには歯周病を放置して悪化させないようにする取り組みが始まりました。

  横浜市では、横浜市歯科医師会と横浜市医師会がお互いに協力して、歯周病と糖尿病をコントロールし、それぞれの疾患を予防したり、悪化を防いだりする治療を行っています。

 このことは、医科歯科連携事業として、平成25年2月24日付けの神奈川新聞にも掲載されました。

 糖尿病の治療をされているかたは、できるだけ歯の衛生にも気をつけて、歯周病にかからないように注意してください。そして気になることがあったら、早めに歯科を受診しましょう。